故郷放馬ってモンゴルの馬だけ?

 

モンゴルの馬というと、やはり日本の小学校の教科書にある「ス―ホの白い馬」のことが思い浮かぶかもしれません。

 

馬とは、みんなが知っているように乗り物と競走馬として使うより、モンゴルの遊牧民には、不可欠な存在で、ただ、動物というより「タカラモノ」として取り扱われ、他の家畜より特別に愛されているものです。

 

また、一般的な馬とは違って、競走馬や速い馬、そくたいほの馬や強い馬などのいい馬は価値があり、商売やおしゃれのためにも使われます。

 

こんないい馬は、遊牧民同士で売買することも多くて、その馬が、出身地から離れて、新しい飼い主に連行され、違う牧草地になれるとは、けっこう時間がかかるものです。

 

なじんだ群れや飼い主、故郷やその牧草などを思い出し、故郷へ逃走する馬は多くいます。モンゴル国内だけではなく、海外から帰ってきたこともある。

 

それは、1961年のことで、ベトナムに贈られ、その2年後、脱走して無事に帰られた黒馬についての実話です。また、母馬の故郷へ逃走した馬の話もあるようです。

 

 

モンゴル人には「ウマタカラ」や「トパーズ」とも呼ばれたり、愛されたりしている、こんな賢い存在に関しては、「馬耳東風」「馬の耳に念仏」とは、本当にあっているのでしょうか。