

モンゴル旅のまど
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日本は太陽の国!日の丸が消えない理由
そのとき16歳の少年だった僕の心に残ったことを述べます。
わが国モンゴルは1990年以前は旧ソ連の影響力で社会主義圏の国だっだ。
食品や衣類を製造する工場はすべて国営機関として成り立っていました。
1990年以降は、無血革命により民主主義国に移り変わったため、民間企業として継続していくことができず、人々は 職を失い食料や衣類も生産されなくなりました。
国民の暮らしは大混乱に陥り、政府は月に1度食品を受け取ることのできる配給カードを支給し た。
でも、4人家族の我が家がもらえる小麦粉の量は9kgほどしかなく、この量では家族が半月ほどしか食べていくことはできないのです。
家族が食べるだけの小麦粉は一時的に手に入りましたが、だからといって生活が楽になったわけではない。
そんな危機に陥っていたとき、日本からの無償援助で粉ミルクや25kgの小麦粉が贈られてきました。
多くの工場はストップしたまま布やキジなども足りない状態です。
そこで母がその日本からの小麦粉の袋で寝具を作ろうと思 い、僕が粉のついた布を水で洗い始めた。
でも、いくらこすっても袋にプリントされた日の丸のマークがなかなか消えなかった。
「ママ!この赤マーク、こすっても全然落ちないよ!なんでだろうか」
僕が洗った布を母に見せると「困ったときに助けてくれるのは本当の友達だよ、日本は私たちを助けてくれたよ、日の丸が消えない理由は、この恩を絶対に忘れてはいけないという意味なんだよ。
それを聞いたときなんだかとても嬉しくなって、涙が出そうになった。
僕が布を洗うのをやめ、日本への感謝とともに家族みんなで日の丸の下で眠れました。
モンゴル語にはこんな意味のことわざがあります。「急ぐときだけ馬の速さが知ることができる、困ったときだけ友達の質が知ることできる」
日本は僕にとっては太陽の国。この恩は一生忘れることありません。